何でこの本を手に取ったかって、
短編集だったからです(激爆死)。
1冊の本で何種類もの話を読めて、
しかも1編1編が短くて、読みやすい(笑)。
色んな話を吸収して早く肥やしにしたいのに
読むのが致命的に遅いという問題を抱えているオレには、
うってつけの形態な訳ですよ。短編集(笑)。

さて、もう読み終えてだいぶ経っているので
うろ覚えなんですが(爆死)、カンタンに感想を。


全体的に、可もなく不可もなくって感じかな?
特別つまらない話はないけど、物凄く面白い話もない。

表題策「とり残されて」は、主人公の憎しみと悲しみが
かなりリアルに伝わってきて好きでした。

「おたすけぶち」は、どんでん返しにビックリ。
ちょっと恐かった(何)。

「私の死んだ後に」は・・・特に言う事なし(を)。

「居合わせた男」・・・主人公が好きでした(笑)。
中年男性ってのがイイね(何)。
なんとなくマンガ的だった印象が。
オチは別に平凡でした。

「囁く」はね、一瞬芸の妙というか(笑)。
ページ数が異様に少ないけど、結構インパクトありました;。

「いつも二人で」
・・・まさかこの作者にギャグ話を見せられるとは
思ってなかったので、かなりビックリした(笑)。
結構笑わせていただきました(笑)。好きです。

「たった一人」
不思議な雰囲気が漂っていて、展開も謎めいているし
なかなか面白かったです。
ただ、終盤の一言
「運命を変えてはいけないなんて戯れ言だ。
それじゃ生きる価値もない」
というのはあまりいただけなかったかと(爆)。
巻末の評論ではこの一言が絶賛されてたんですけど、
オレはかなり冷めました(苦笑)。


クロスファイアを読んでて思ってた事で、
ちゃちゃ殿の言葉でこの気持ちが具体的な言葉として
浮かび上がってきたんですけど・・・。
宮部みゆきって、いい人なんですよね、多分(笑)。
だから「運命を変えては〜」みたいな言い回しが
出てくるんだろうと思いますが。
こういう言い回し、時々、肌に合わない事があります(爆死)。


以上。普通の感想文(笑)。

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